ITパスポート取得のメリット【就職・キャリアに資格は役立つ?】

最終更新日 2025年8月16日

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はじめに

ITパスポートは取得して損のない国家資格です。

幅広いITリテラシーとビジネス知識の習得、履歴書でアピールできる客観的な証明、そして社内でITを活用する力の向上など、多くのメリットがあります。特に「IT未経験だけどキャリアに活かしたい」と考える社会人・学生にはうってつけの入門資格です。

もちろんITパスポート単体では万能ではありませんが、工夫次第で就職・キャリアにも十分プラスにできます。

以下では、現役エンジニアの私が実体験を交えつつ、ITパスポート取得の主なメリット3つを詳しく解説します。

  • IT基礎+ビジネス知識が身につく
    試験勉強を通じてITだけでなく企業戦略や法律なども学べ、社会人基礎力がアップ。未経験から幅広い知識を体系的に習得できました。
  • 就職・転職でアピール材料になる
    国家資格の肩書きは履歴書の印象アップにつながります。実際、企業の採用でもプラス評価する動きがあり、私も面接で学習意欲をアピールできました。
  • 社内でIT活用力が向上する
    社員研修として推奨する企業が増加中。業務効率化やセキュリティ意識向上に役立ち、社内評価アップや手当支給の例もあります。

では、それぞれのメリットについてQ&A形式で具体的に見ていきましょう。

ITパスポートとは?

国家資格

IT知識を証明する国家資格として、履歴書に記載できる客観的な裏付けになります。

IT入門資格

IT未経験でもチャレンジしやすい入門レベルの資格です。

幅広い知識

IT技術だけでなく、経営戦略や法律など幅広い知識を体系的に学べます。

特に「IT未経験だけどキャリアに活かしたい」と考える社会人・学生にはうってつけの入門資格です。
ITパスポートとは?
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メリット❶ 幅広いIT基礎知識の習得で“デジタル教養”が身につく

新人エンジニア
新人エンジニア

ITパスポートの勉強で本当に色々な知識が身につくって聞いたんですが、具体的にはどんな内容なのでしょうか?IT初心者の自分でもついていけますか?

先輩エンジニア
先輩エンジニア

その質問は多くの初心者が抱える疑問ですね!ITパスポートは出題範囲がとても広いのが特徴です。私が勉強した感じでは、ITに関する知識にとどまらず、企業経営や会計、法律まで基本を網羅していました。
たとえば以下のような分野の基礎知識をまんべんなく習得できます。

学べる主な分野具体例(試験で問われるトピック)
IT技術の基礎ハード・ソフト・ネットワーク・データベースなどの仕組み、セキュリティや暗号の基礎知識
企業経営・戦略経営戦略手法(SWOT分析・KPIなど)、マーケティング概論、新規事業立案の考え方
会計・財務財務諸表の読み方、損益分岐点分析、ROI計算などの基本的な会計知識
法律・コンプライアンス知的財産権(著作権・商標権)や個人情報保護法などの基礎、情報モラル

見ての通り、「ITパスポート」という名前ですがビジネス全般の基礎知識まで幅広くカバーされています。

私自身、文系出身でITに疎かったのですが、この一冊を勉強するだけで社会人として最低限知っておくべきIT・経営知識を体系的に学べたと実感しました。

特に役立ったと感じるのはセキュリティと情報モラルの知識です。
例えば「メール添付ファイルからウイルス感染するリスク」や「顧客データを扱う際の注意点」なども学びました。おかげで、社内でセキュリティ研修があった際もスムーズに内容を理解できましたね。

また、会社のお金の流れや法務知識も身についたのは大きいです。

ITエンジニアであっても自社のビジネスや法律の基本を知っていることで、より現場の業務改善に貢献できるようになります。

ITパスポートで学んだROI(投資利益率)の概念を活かして、自分のチームの開発プロジェクトのコスト意識を持つようになりました。上司からも「お、数字に強くなったね」と言われたほどです。

ITパスポートで学べる主な分野

IT技術の基礎

ハード・ソフト・ネットワーク・データベースなどの仕組み、セキュリティや暗号の基礎知識

企業経営・戦略

経営戦略手法(SWOT分析・KPIなど)、マーケティング概論、新規事業立案の考え方

会計・財務

財務諸表の読み方、損益分岐点分析、ROI計算などの基本的な会計知識

法律・コンプライアンス

知的財産権(著作権・商標権)や個人情報保護法などの基礎、情報モラル

文系出身でITに疎くても、この一冊を勉強するだけで社会人として最低限知っておくべきIT・経営知識を体系的に学べます。
ITパスポートで学べる主な分野
新人エンジニア
新人エンジニア

ITだけじゃなくて経営や法律も…と聞くと難しそうですが、大丈夫でしょうか?

先輩エンジニア
先輩エンジニア

私も最初は不安でしたが、初心者向けの参考書を使えば平易な言葉で解説されているので心配いりません。むしろ文系科目が多い分、IT未経験の人でも取っつきやすいくらいですよ。試験勉強を通じて、「自分はIT畑じゃないから…」という苦手意識が消えてデジタル社会での教養が身に付いたと感じています。

それに、幅広い知識は日常業務のコミュニケーションにも効果を発揮します。

私はエンジニアとして、営業部やお客様と話す機会もありますが、ITパスポート勉強後は「専門用語をわかりやすく説明できるようになった」「他部署との会話で相手が言っている業務用語の意味が理解できる」といった変化がありました。

実際「社内の情シス部門とのコミュニケーションが円滑になった」という声が多数寄せられているそうですが、それは本当だなと実感します。

ITパスポートで得た知識が共通言語となり、部門間のやり取りがスムーズになるのは大きなメリットですよ。

メリット❶

幅広いIT基礎知識の習得で"デジタル教養"が身につく

ITパスポートは出題範囲がとても広いのが特徴です。ITに関する知識にとどまらず、企業経営や会計、法律まで基本を網羅しています。

「ITパスポート」という名前ですがビジネス全般の基礎知識まで幅広くカバーされています。
幅広いIT基礎知識の習得で”デジタル教養”が身につく
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メリット❷ 就職・転職で客観的なアピール材料になる

新人エンジニア
新人エンジニア

ITパスポートって就活や転職で役に立つんでしょうか?正直、簡単って聞くので持っててもあまり評価されないのでは…とも思うのですが。

先輩エンジニア
先輩エンジニア

確かにITパスポート自体は入門レベルの資格なので、「持っていれば即内定!」というような決定打になる資格ではありません。私の実感としても、例えば基本情報技術者など上位資格ほどのインパクトはないですね。ただし「塵も積もれば山となる」で、ITパスポートを持っていることで得られるプラス効果は大きいですよ。

メリット❷

就職・転職で客観的なアピール材料になる

ITパスポート自体は入門レベルの資格ですが、「塵も積もれば山となる」で、持っていることで得られるプラス効果は大きいです。

国家資格である安心感は大きく、「ITリテラシー証明」として履歴書の資格欄に堂々と書けます。面接で話題にしてもらえる率も上がります。
就職・転職で客観的なアピール材料になる

まず国家資格である安心感は大きいです。

公的な「ITリテラシー証明」として履歴書の資格欄に堂々と書けますし、面接で話題にしてもらえる率も上がりました。

私が新卒で就活したときも、あるIT企業の面接官が履歴書のITパスポートに目を留めて「独学で取ったんだね。勉強大変じゃなかった?」と質問してくれたんです。

ここぞとばかりに「IT未経験でしたが、この資格のおかげで基本を学べました!」と自己PRしたところ、「意欲があるんだね」と好印象を持ってもらえました。まさに会話のきっかけやアピール材料になったわけです。

実は近年、企業側もITパスポートを評価項目に入れ始めています

「新卒採用のエントリーシートでITパスポート合格を確認する企業が増えている」ほか、「国家公務員の採用面接でITパスポート合格をチェックする省庁もある」とのことです。IT人材ではなくとも、「この人はビジネスに必要なITを普通に使いこなせる人材だ」と判断する企業も増えてきました。そしてそれに基づき、採用基準でプラス評価する企業が増加傾向にあります。

私の知人でも、未経験から事務職に転職する際にITパスポートを取って備えた人がいます。
その人曰く「資格を持っているおかげで、PCスキルやITリテラシーを面接で具体的に示せた」のだとか。

逆に言えば、もしITパスポートすら持っていないと「基本的なIT知識も証明できないの?」と思われかねません。特にIT業界志望でない文系の方こそ、この資格でITへの関心と最低限の知識を証明できれば他の応募者と差別化できます。現代の企業は程度の差こそあれITスキルを求めますから、無いよりは有る方が確実に印象は良いでしょう。

就職・転職の場面ITパスポート所持によるアピール例
履歴書・エントリーシート国家資格の記載により基本的ITスキル保持者であることを証明(客観的裏付け
面接独学の努力や得た知識を具体的に話せるため意欲や向上心をアピールできる。
例:「資格勉強で○○も学び、御社のIT活用にも貢献できると考えています」
応募先の評価ITリテラシーを持つ人材と評価されやすい。企業によっては採用時にプラス評価も。
特にIT部門以外でもIT活用が必要な職種で有利に働く可能性。
社内異動・昇進(就職後の話ですが)資格手当を支給する企業もあり、自己研鑽の成果として上長の評価につながることも。
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とはいえ念押ししますが、ITパスポートだけで劇的に就職が有利になるわけではないのも事実です。

「基本的に単体では有利になりにくい」という指摘もあります。
ただ、それは裏を返せば「資格の活かし方次第」ということ
ITパスポート取得で得た知識を自己PRに織り交ぜたり、他の資格やスキルと組み合わせてアピールすると効果的だと私も感じます。

実際、私が面接で評価してもらえたのも「資格取得+開発プロジェクト経験」をセットで話したからでした。

最後に、「ITパスポートは就活で無駄」という噂について。

一部ネットで「持ってても意味ない」という声を見かけますが、それは使い方を誤ったケースでしょう。ただ闇雲に資格欄に書くだけでなく、「この資格の勉強を通じて○○を学びました」と自己成長をアピールすることが大切です。

その工夫次第でITパスポートは就活・転職の武器になり得ると、現役エンジニアの私としては断言できます。

就職・転職の場面での活用法

履歴書・エントリーシート

国家資格の記載により基本的ITスキル保持者であることを証明(客観的裏付け)

面接

独学の努力や得た知識を具体的に話せるため意欲や向上心をアピールできる。

例:「資格勉強で○○も学び、御社のIT活用にも貢献できると考えています」

応募先の評価

ITリテラシーを持つ人材と評価されやすい。企業によっては採用時にプラス評価も。

特にIT部門以外でもIT活用が必要な職種で有利に働く可能性。

社内異動・昇進

資格手当を支給する企業もあり、自己研鑽の成果として上長の評価につながることも。
就職・転職の場面での活用法
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メリット❸ 社会人のIT力向上・業務効率アップ!社内評価にもプラス

新人エンジニア
新人エンジニア

私は今すでに社会人エンジニアですが、ITパスポートって取る意味ありますか?新人研修で基本は学んだし、今さら…という気もして迷っています。社内で評価されたり役立つ場面ってあるのでしょうか?

先輩エンジニア
先輩エンジニア

現役エンジニアなら基本情報など上位資格を検討する人も多いですが、ITパスポートをあえて取得する意義もありますよ。特に非エンジニアの社会人にとっては効果絶大ですし、社内制度として推奨している会社も増えています。

メリット❸

社会人のIT力向上・業務効率アップ!

社員全員のITリテラシーが上がれば業務効率化、新ツール導入の円滑化、セキュリティ意識向上など組織全体に多くの効果が期待できます。

「全社員にITパスポート取得を奨励」する企業は少なくありません。IPA(情報処理推進機構)の発表でも「多数の企業が社員教育の手段として活用」しています。
社会人のIT力向上・業務効率アップ!
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社員全員のITリテラシーが上がれば業務効率化、新ツール導入の円滑化、セキュリティ意識向上など組織全体に多くの効果が期待できます。これって企業にとって喫緊の課題なので、会社側も社員にITパスポート取得を奨励するケースが増えているんです。

たとえば私の勤める会社では、新入社員研修の一環としてITパスポート受験が推奨されています。

入社後半年以内に合格するとお祝い金が出たり、資格手当が毎月支給されたりといったインセンティブまで用意されています。
最初それを聞いたときは「へぇ、そんなに会社推しなのか」と驚きましたが、狙いは明確で、全社員のITリテラシーレベル底上げなんですよね。

IT部門だけでなく営業や総務でも、皆が一定のIT知識を持っていれば社内システムの操作ミスが減ったり、セキュリティ事故を未然に防げたりします。

事実、うちの社内でも「社員のシステム誤操作による情報漏えいリスク」が課題でしたが、ITパスポート学習を通じて意識が高まりトラブルが減ったと聞きます。

こうした背景から、「全社員にITパスポート取得を奨励」する企業は少なくありません。IPA(情報処理推進機構)の発表でも「多数の企業が社員教育の手段として活用」しているとあります。

私の友人の会社(大手メーカー)では社内でITパスポート勉強会が開催され、部署横断で教え合いながら皆で合格を目指していました。それによって部署間交流も生まれ、一石二鳥だったそうです。

では、個人の視点で社内でどう役立つかを整理しましょう。私自身や周囲の例を挙げると:

  • 業務効率アップ
    • ITパスポートで得た知識を活かし、業務にITを積極的に取り入れるようになりました。たとえば私は部署内の定型作業に対し「これ、RPAツール導入したら自動化できるのでは?」と提案できました。IT知識ゼロだったらそんな発想も出なかったでしょう。結果、上司から改善提案として評価されましたよ。
  • 社内コミュニケーション円滑化
    • 前述のようにIT部門との会話がスムーズになります。「社内情シス部門とのコミュニケーションが円滑になった」と私自身強く実感しました。システム担当者に問い合わせる際も的確に状況を伝えられるので、お互いストレスが減りましたね。
  • セキュリティ/コンプライアンス意識向上
    • 社員一人ひとりが正しいIT知識とコンプライアンス知識を持つことで、結果的に会社全体のリスクが下がります。人的ミスによる情報漏えいを防ぐには社員教育がカギです。ITパスポートはその教材として最適で、情報セキュリティ事故ゼロを目指す企業方針にも貢献できます。
  • 人事評価・キャリアパス
    • 資格取得を人事評価に組み込む企業も存在します。「ITパスポート取得を評価項目にして学習意欲を高めている」会社もあるんです。資格手当だけでなく、昇進の加点にするケースもあります。私の先輩社員は独学でITパスポートに合格し、その積極性が買われて「社内IT推進リーダー」に抜擢されました。資格を取ったことで社内で新たな役割や信頼を獲得するチャンスも生まれるわけですね。
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社内で期待できる効果具体的なメリット・事例
社員のITリテラシー向上業務効率の改善、新ツール導入の円滑化、セキュリティ意識向上など全社的な効果。
例:Excelマクロやチャットツールを活用して作業時間短縮、パスワード管理の徹底etc.
社内研修・スキルアップ施策新入社員研修や中堅社員のリスキルにITパスポートを活用する企業多数。
勉強会開催で部署の垣根を超えた交流・知識共有の機会にも。
情報セキュリティ・コンプライアンス強化人的ミスによる情報漏えいリスク低減に寄与。
例:メール誤送信防止策の徹底、ソーシャルエンジニアリング対策を社員全員が理解。
人事評価アップ・インセンティブ資格取得者に手当支給や評価加点する企業も。
例:合格者に一時金5万円支給、昇進要件に「ITパスポート取得」を設定。
新人エンジニア
新人エンジニア

なるほど、社内で横展開して色々メリットがあるんですね。自分のためだけじゃなく組織のためにも価値がある資格なんだとわかりました!

先輩エンジニア
先輩エンジニア

そういうことです。特にIT部門以外の同僚にもITパスポートの知識が浸透すると、エンジニアとして仕事がしやすくなる場面が増えますよ(笑)。「パソコンが固まった!」なんて問い合わせが減って、自分の本来業務に集中できたり…なんて効果もあるかもしれません。

社内で期待できる効果

業務効率アップ

ITパスポートで得た知識を活かし、業務にITを積極的に取り入れるようになります。例えば定型作業の自動化提案など。

コミュニケーション円滑化

IT部門との会話がスムーズになります。システム担当者に問い合わせる際も的確に状況を伝えられます。

セキュリティ意識向上

社員一人ひとりが正しいIT知識とコンプライアンス知識を持つことで、会社全体のリスクが下がります。

資格取得を人事評価に組み込む企業も存在します。資格手当だけでなく、昇進の加点にするケースもあります。
社内で期待できる効果
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ITパスポートはキャリアアップの第一歩!次のステップへ活かそう

新人エンジニア
新人エンジニア

3つのメリットを聞いてITパスポート取ってみようかなと思いました!もし合格できたら、その後はどう活かせばいいでしょう?やっぱり次は基本情報技術者とか上位資格に挑戦するべきですか?

先輩エンジニア
先輩エンジニア

おっ、いいですね!ITパスポート合格はゴールではなくスタートです。ぜひその勢いで次のステップに挑戦しましょう。私もITパスポート取得後、基本情報技術者試験(FE)にチャレンジしましたが、基礎が身についていたおかげでスムーズに勉強に入れましたよ。

一般的に、ITパスポートの次に目指す定番資格は2つあります。

  • 情報セキュリティマネジメント試験
    • 同じレベル1の国家試験で、セキュリティ分野に特化した内容です。ITパスポートで学んだ情報セキュリティ知識をさらに深掘りできます。サイバー攻撃対策や安全なIT利用の知識は、どんな職種でも重要度が増していますから、セキュリティ意識高い系人材として社内外にアピールできます。
  • 基本情報技術者試験
    • こちらはレベル2の国家試験で、ITエンジニアの登竜門と呼ばれます。プログラミングやアルゴリズム問題も出るので難易度は上がりますが、ITパスポートで広く浅く学んだ知識がベースになるので、初心者でも取り組みやすいです。私もITパスポート合格後に基本情報を勉強しましたが、「あ、この用語はITパスで見たぞ」という場面が多々あり助かりました。結果、基本情報も一発合格できたんです。IT未経験から最初にITパスポート→次に基本情報というルートは王道ですね。

他にも、ITパスポート取得を機に「もっと専門スキルを伸ばしたい!」と思ったら、ネットワークやデータベース系の資格(CCNAやデータベーススペシャリストなど)に進む人もいます。

ITパスポートでIT全般の地図が頭に入ったので、自分の興味ある分野が見えてくるんですよね。「ネットワークが面白かったからCCNA勉強してみよう」みたいに自分のキャリアの方向性を考えるきっかけにもなりました。

実際、私の同僚の文系営業担当はITパスポート合格後に応用情報技術者試験まで取得しちゃいました。「ITパスポートで基礎を固めて勉強習慣ができたから、あとは応用情報まで一直線でした」と言っていて驚きましたが、最初の一歩としてITパスポートに挑戦したのが良かったのでしょう。

さらに言えば、ITパスポート保持者には他の試験で優遇措置がある場合もあります。
例えばITコーディネータという民間資格では、ITパスポートで一定以上の得点を取ると試験の一部が免除される制度もあるんです。こうした「資格を取ったら終わりではなく、次の資格取得が有利に進む」という恩恵もあるので、ぜひステップアップの足がかりにしてください。

新人エンジニア
新人エンジニア

なるほど、ITパスポートは今後のキャリア展開につなげる土台になるんですね。なんだかワクワクしてきました!

先輩エンジニア
先輩エンジニア

資格勉強を通じて知識が増えると自信にもつながりますし、選択肢が広がるのを感じると思いますよ。「IT系を目指す人にとっても自信につながるので挑戦する価値あり」とありますし、是非チャレンジしてみてください。ITパスポートと基本情報を半年以内で連続合格なんて人もいます。あなたも十分可能性ありますよ!

キャリアアップの第一歩!

次のステップへ活かそう

ITパスポート合格はゴールではなくスタートです。ITパスポートで広く浅く学んだ知識がベースになり、次の資格取得に役立ちます。

ITパスポート取得を機に「もっと専門スキルを伸ばしたい!」と思ったら、次のステップに進みましょう。
キャリアアップの第一歩!
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まとめ – 取って損なし!まずは一歩踏み出そう

ここまで現役エンジニアの視点でITパスポート取得のメリットを紹介してきました。幅広いIT知識の習得から就職・社内での評価向上、そして次なるキャリアへのステップアップまで、ITパスポートはまさに「あなたの可能性を広げるパスポート」と言えます。

私自身、この資格を通じて得た知識や自信がその後のキャリアに大いに役立ちました。最初は「本当に意味あるのかな?」と思っていたのが正直なところですが、勉強を進める中で視野が広がり、合格したときには「挑戦して良かった!」と心から思えました。IT未経験の友人にも胸を張っておすすめできる資格です。

とはいえ、資格は取得して初めて価値が生まれるもの。

メリットを享受するにはまず合格しなければ始まりません
効率よく合格するには、まずは自分に合った良質なテキストで勉強を始めましょう。私も独学の際、先輩に教えてもらったわかりやすい参考書を使ったおかげでスムーズに理解を深められました。どの教材を選ぶかで学習効率も変わりますので、ぜひ参考にしてください。

ITパスポートおすすめ参考書トップ10は以下の記事で紹介しているのでよかったら見てください!

最後に一言。ITパスポート取得はゴールではなくスタートです。

この資格で学んだことを日々の仕事やこれからの勉強に活かしつつ、更なるスキルアップに挑戦してみてください。きっとあなたの就職・キャリアの強い味方になってくれるはずです。私も先輩エンジニアとして、あなたの挑戦を応援しています。一緒に頑張りましょう!

ITパスポートの次に目指す定番資格

情報セキュリティマネジメント試験

同じレベル1の国家試験で、セキュリティ分野に特化した内容です。ITパスポートで学んだ情報セキュリティ知識をさらに深掘りできます。

基本情報技術者試験

レベル2の国家試験で、ITエンジニアの登竜門と呼ばれます。プログラミングやアルゴリズム問題も出るので難易度は上がりますが、ITパスポートの知識がベースになります。

IT未経験から最初にITパスポート→次に基本情報というルートは王道です。ITパスポートで学んだことが次の資格取得をスムーズにします。
ITパスポートの次に目指す定番資格

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