最終更新日 2025年7月27日

CCNAとは?
CCNA(Cisco Certified Network Associate)とは、Cisco社が提供する世界共通のネットワークエンジニア向け入門資格です。
ネットワークの基礎知識からCisco機器の操作まで幅広い範囲を扱い、インフラエンジニアとしての第一歩となる資格になります。
Cisco社は企業向けネットワーク機器市場で世界最大シェアを持つメーカーであり、その認定資格であるCCNAは国際的にも高く評価されています。試験は日本語でも受験可能なので、英語に不安がある初心者でも安心してチャレンジできます。

CCNAはネットワークの入門資格
CCNAは、ネットワークエンジニアとしてキャリアを始める方に最適なエントリークラスの資格です。受験に特別な前提条件はなく、未経験からでも挑戦できます。Cisco認定資格のレベル体系では「アソシエイト(Associate)」に位置付けられ、ネットワークの基本概念や操作方法を一通り習得したことを証明できます。つまり、ネットワーク分野への登竜門として、多くの初心者エンジニアが最初に取得を目指す資格です。
資格の位置付け | Cisco認定資格・アソシエイトレベル(基礎レベル)で、ネットワーク分野の入門資格 |
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前提条件 | 特になし(ネットワーク未経験者でも受験可能) |
想定対象者 | インフラエンジニア初心者、ネットワーク基礎を体系的に学びたい人 |
試験コード | 200-301 CCNA(現行の統一CCNA試験) |

CCNAは初心者向けの資格と聞きますが、ネットワークの知識が全くなくても受験できるのでしょうか?

はい、CCNAはネットワーク未経験の方でも基礎から学べる内容になっています。予備知識がなくてもテキストや講座で一から勉強すれば十分合格可能ですよ。実際、多くの未経験者がCCNAを第一歩として取得しています。
世界共通で認知されたCisco社の認定資格
CCNAは世界中で通用する資格です。
Cisco Systems社が主催するベンダー資格であり、ネットワーク業界では最も知名度が高い資格の一つと言えます。Cisco社はグローバルに普及したネットワーク機器メーカーなので、CCNAに合格すれば「Cisco製品を扱える基礎スキル」を世界基準で持っている証明になります。
国内のみならず海外企業へのアピールにも有効で、グローバルに活躍したいエンジニアにとって心強い資格です。また試験自体は世界共通ですが、日本では日本語での受験に対応しているため、英語が苦手な方でも取り組みやすくなっています。
認定元 | Cisco Systems社(アメリカ) |
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世界での評価 | 世界共通の資格として認知度が高く、国内外のIT企業でスキル証明として活用可能 |
試験言語 | 日本語 / 英語 (※日本国内では日本語試験を選択可能) |
資格の性質 | メーカー認定資格(ベンダー資格)だが、ネットワーク基礎全般の知識も問われ汎用性が高い |

CCNAは海外でも通用する資格とのことですが、日本で取得しても海外で役立ちますか?

はい、CCNAは世界共通のCisco認定資格なので、日本で取得しても海外で同じように評価されます。グローバル企業や海外プロジェクトでも「CCNA保有者」というだけでネットワークの基礎スキルを持っている証明になりますよ。
CCNAを取得するメリット
CCNAを取得すると、ネットワークの基礎から応用までを体系的に学べるため、実務でも役立つ確かな基礎力が身につきます。また、資格を通じて就職・転職時のアピール材料となり、未経験でも知識と意欲を評価されやすくなります。さらに、資格手当や社内評価に繋がることもあり、プロジェクトのチャンスや昇進の後押しになることもあります。
つまりCCNAは、知識・キャリア・待遇の3つを底上げできる価値の高い資格です。
メリット | 解説 |
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ネットワーク知識の体系的な習得 | OSIモデルやルーティングなど基礎から広範囲を体系的に学べる。独学では漏れがちな分野も網羅でき、実務で応用しやすい基礎力が身につく。 |
転職や就職に有利になる | 基礎知識の証明として評価され、未経験でも熱意やポテンシャルをアピール可能。ネットワーク職種への就職・転職時に有利に働く。 |
資格手当や社内評価に繋がることも | 企業によっては資格手当や報奨金が支給されることもある。また、自主学習の姿勢が評価され、昇進・重要案件への抜擢につながる可能性もある。 |

CCNAに合格すると会社からお金がもらえたり評価されたりするのでしょうか?

会社によりますが、資格手当を設けている企業もあります。毎月数千円の手当がついたり、一時金をもらえたという話も聞きますよ。また手当がなくても、「自分で勉強して資格を取った」という事実は上司や同僚から評価されます。社内で信頼されてネットワーク関連の仕事を任される機会も増えるかもしれませんね。

CCNAのメリットは以下の記事で詳しく紹介しているのでよかったら見てみてください!
スポンサーリンクCCNAで学べる内容とは?
CCNA試験では具体的にどのような知識が求められるのでしょうか。旧来のCCNA試験から2020年に内容改定が行われ、現在は6つの主要分野にわたって問題が出題されます。ネットワークの基本からセキュリティ・自動化までカバーする幅広い内容が特徴です。ここでは試験範囲と学べる内容について説明します。
試験で問われる6つの分野
現在のCCNA試験(200-301)では、出題範囲が以下6つの分野に分類されています。それぞれの分野で基本的な概念から具体的な技術まで問われ、総合的なネットワークスキルを測定します。分野ごとに見ると、ネットワークの仕組みや設定に関する事項から、IPサービスやセキュリティ、さらにプログラマビリティ(自動化)まで含まれており、現代のネットワークエンジニアに必要な知識を幅広くカバーしていることがわかります。
カテゴリ | 概要(学習内容の例) |
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ネットワークの基礎 | OSIモデル、TCP/IP、イーサネット、IPアドレッシング、サブネット計算などネットワーク基本概念 |
ネットワークアクセス | スイッチング(VLAN、STP)、無線LANの基礎、スイッチやアクセスポートの設定 |
IPコネクティビティ | ルーティング基礎(ルーティングテーブル、スタティックルート、OSPFなどダイナミックルーティング) |
IPサービス | DHCPやNAT、DNS、QoSといったネットワーク上のサービスの基本と設定 |
セキュリティの基礎 | ネットワークセキュリティの基本(ACLによるトラフィック制御、デバイスへのセキュアなアクセス、VPN概要) |
自動化とプログラマビリティ | ネットワーク自動化の概念(PythonやAPIを用いたネットワーク構成管理の基礎、コマンドラインによる自動化手法) |

CCNAでは具体的にどんな分野から出題されるのですか?

CCNA試験は大きく6つの分野に分かれています。「ネットワークの基礎」「ネットワークアクセス」「IPコネクティビティ」「IPサービス」「セキュリティの基礎」「自動化とプログラマビリティ」がそれです。例えばLANの仕組みやルーティングの考え方、ネットワークサービスの設定方法、機器の基本的なセキュリティ設定、さらにはネットワークの自動化手法の入口まで問われます。広範囲ですが、基礎的な内容が中心なので一つ一つしっかり学べば大丈夫ですよ。

CCNAの試験範囲の詳細は以下の記事で紹介しているのでよかったら見てみてください!
スポンサーリンク試験形式・時間・合格ライン
CCNA試験は全国のPearson VUEテストセンターで実施されるコンピュータベース試験(CBT)です。出題形式は主に選択問題(単一選択・複数選択)やドラッグ&ドロップ問題で構成されており、試験時間は120分となっています。
問題数は回によって多少変動しますが、約100問前後が出題されます。各問題の難易度に応じて配点が異なり、Ciscoから公式の合格点は公表されていませんが、一般的には1000点満点中およそ800~850点程度を獲得すれば合格と言われます。
試験方式 | CBT(コンピュータ試験)。試験会場のPCで実施し、終了後すぐに合否結果が表示される |
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出題形式 | 単一選択式、複数選択式、ドラッグ&ドロップなど(シミュレーション的な問題も含む) |
問題数 | 約100問(試験ごとに若干の変動あり) |
試験時間 | 120分(2時間)※受験前のチュートリアル時間等含まず |
合格ライン | 非公開(1000点満点中だいたい800~850点前後が合格基準の目安) |
見直し可否 | 可能 |
試験言語 | 日本語 / 英語(日本では日本語試験を選択可能) |

CCNA試験は全部で何問くらい出て、どのくらい取れれば合格できるのでしょうか?

問題数はおよそ100問前後で、試験時間は120分です。合格ラインは公式には非公開ですが、一般的には1000点満点中8割強(800~850点程度)取れれば受かると言われています。時間内に解き終わるよう1問あたり1分程度で解くペースが目安ですね。難しい問題もありますが落ち着いて取り組めば大丈夫ですよ。

受験費用と有効期限について
CCNA試験の受験費用は安くはありません。
受験料は税抜39,000円(税込42,900円)と設定されており、2024年時点では4万円超と高額です(※価格は改定により変動する可能性があります)。学生や新人にとって負担に感じるかもしれませんが、自己投資として多くのエンジニアが受験しています。
一方、資格の有効期限は3年間と定められている点にも注意が必要です。
CCNAに合格しても一生有効ではなく、取得から3年が経過すると資格が失効します。資格を継続して保持したい場合は、失効前に再度CCNA試験に合格するか、上位資格(例:CCNP)に合格する、もしくはCisco社の継続教育プログラムを利用して再認定要件を満たす必要があります。
受験費用 | 42,900円(税込)※2024年現在。(※2020年以前は税込36,960円でしたが値上げされました) |
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有効期限 | 3年間(取得日から3年後の同日まで有効。それ以降は資格失効) |
再認定方法 | ・CCNA試験に再度合格する ・上位のCisco試験(CCNP等)の科目合格 ・Cisco継続教育プログラム利用 |

CCNA資格は一度取ればずっと有効なのでしょうか?

いいえ、CCNAの有効期限は3年間と決まっています。取得から3年経つと資格が失効してしまうため、その前に再認定を受ける必要があります。例えば3年以内にもう一度CCNA試験に合格するか、上位資格であるCCNP試験に合格するとCCNA資格が更新されます。資格を取りっぱなしにせず、定期的に知識をアップデートしていくことが大切ですよ。
CCNAの更新方法は以下の記事で詳しく紹介しているのでよかったら見てみてください!

CCNA対策としておすすめの参考書・問題集
CCNA対策には定評のある参考書や問題集を活用することが合格への近道です。
まず鉄板なのが、翔泳社から出版されている『シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集』(通称「白本」)です。試験範囲を網羅した解説と章末問題、模擬試験が2回分付いており、初心者でも理解しやすい丁寧な説明が好評です。
演習を充実させたい方にはインプレス社の『徹底攻略 Cisco CCNA問題集』(通称「黒本」)がおすすめです。800問以上の豊富な問題と詳しい解説で実力を鍛えることができます。
さらにネットワーク基礎力を上げるには名著『マスタリングTCP/IP』シリーズなどで土台を固めるのも良いでしょう。
オンライン教材ではPing-tというWeb問題集サイトが人気で、スマホでスキマ時間に問題演習が可能です(無料公開問題もありますが全問題利用は有料会員)。これらの教材を組み合わせて、インプットとアウトプットをバランスよく進めると効果的です。
教材名 | 特徴・メリット |
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シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集(白本) | 定番テキスト。試験範囲を網羅した丁寧な解説と図解が豊富。章末問題や模擬試験2回分付きで独学でも安心 |
徹底攻略 Cisco CCNA問題集(黒本) | 豊富な問題演習に特化。実践的な811問を収録し、解説も詳細。弱点克服と試験慣れに最適 |
マスタリングTCP/IP〈入門編〉 等ネットワーク基礎書 | ネットワーク基礎を体系的に学べる良書。CCNAの土台となるTCP/IPの仕組みを理解するのに有用 |
Ping-t(Web問題集サイト) | オンライン問題集サイト。1350問以上のCCNA問題を収録し解説付き。スマホで手軽に問題練習可能(※一部無料) |

CCNA合格にはどんな教材で勉強するのが良いでしょうか?おすすめはありますか?

定番はやはり翔泳社の「CCNA完全合格テキスト&問題集」ですね。図が多くて分かりやすいので、まずこの本で基礎固めをすると良いでしょう。その後、インプレスの「徹底攻略CCNA問題集」で問題演習を重ねると実践力が付きますよ。Web教材ではPing-tという問題集サイトも人気です。移動時間などにスマホで問題練習できますので、これらを組み合わせて勉強すると効率的です。

CCNAのおすすめ参考書トップ10は以下の記事で詳しく紹介しているのでよかったら見てみてください!
スポンサーリンクハンズオン環境(Packet Tracerなど)
ネットワークの理解を深めるには、実際に機器を操作するハンズオン学習が効果的です。
とはいえ高価なルータやスイッチを初心者が揃えるのは難しいので、Cisco公式のシミュレータツールであるPacket Tracerを活用しましょう。
Packet TracerはPC上で仮想的なネットワーク機器を配置・接続し、コマンド操作や設定を試せるソフトウェアです(Ciscoのネットワーキングアカデミーに無料登録すれば入手可能)。
CCNAで学ぶ範囲のほとんどはPacket Tracer上で再現できるため、コマンド入力や設定変更の練習を積むことができます。
その他、より本格的に学ぶ場合はGNS3やEVE-NGといった高度なエミュレータを使い、実機のIOSイメージで環境構築する方法もありますが、初学者には設定が難しい面もあります。まずはPacket Tracerで十分です。実際に手を動かすことで、書籍で得た知識が具体的な経験となり、理解度が飛躍的に向上します。
ハンズオンツール | 概要・用途 |
---|---|
Cisco Packet Tracer | Cisco公式のネットワークシミュレーションツール。仮想ルータ/スイッチでCCNA範囲の設定練習が可能(無料) |
GNS3 / EVE-NG | 実機IOSを用いた高度なネットワークエミュレータ。より現実に近い環境構築が可能(中~上級者向け) |
実機ラボ環境(物理機器) | 中古ルータやスイッチを購入し実機で検証。費用はかかるがリアルな挙動を経験できる(CCNAレベルなら必須ではない) |

CCNAの勉強に実機のルータやスイッチは必要ですか?

いえ、実機がなくてもPacket Tracerという公式シミュレータがあれば十分ですよ。PC上で仮想ルータやスイッチを操作できるので、コマンドの練習やネットワーク構築のシミュレーションが可能です。Packet Tracerは無料で使えますし、CCNAレベルの内容はほぼこれでカバーできます。余裕があれば実機に触れてみると尚良いですが、最初はシミュレータでしっかり実践経験を積んでくださいね。

CCNA資格の活かし方と将来性
CCNAは、ネットワークエンジニアをはじめとしたインフラ系職種の基礎資格として、幅広い分野で活かせる資格です。ネットワーク設計・運用に直結するだけでなく、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアなど他分野にも応用できます。
また、取得後はCCNPやネットワークスペシャリスト、CCIEなどの上位資格に進むことで、より高い専門性と市場価値を得られます。さらに、CCNA保持者は社内評価や昇進・昇給にもプラスに働きやすく、SI企業などでは営業時の強みとしても活用されることがあります。
フリーランスや個人事業主の場合でも、CCNAを実績として提示することで、クライアントの信頼を得やすくなり、案件受注に繋がりやすくなる点も魅力です。
つまり、CCNAは単なる資格にとどまらず、将来的なキャリア設計やスキル証明、ビジネス上の信頼獲得にまで幅広く活かせる実用的な資格です。取得後も継続的に学び、次のステップへ進むことで、より豊かなキャリアを築けるでしょう。
活用領域 | 内容 | 補足 |
---|---|---|
活躍できる職種 | ネットワークエンジニア、クラウドエンジニア、インフラエンジニア、セキュリティエンジニア | CCNAの知識が各職種の基礎として有効 |
キャリアアップ | CCNP、ネットワークスペシャリスト、CCIE、AWS認定などの上位資格へステップアップ | 専門性の強化・年収アップにつながる |
社内評価 | 昇進・昇給、人事評価、ネットワーク案件の担当に抜擢 | 自己研鑽の証として評価されやすい |
対外アピール | 提案書での資格保有者記載、受注獲得の信頼材料に | SI企業・受託開発企業で有利に働く |
個人での活用 | フリーランス・副業時にスキル証明、実績として提示可能 | クライアントとの信頼構築に貢献 |

CCNAを取ったらネットワーク以外でも役立ちますか?

はい。CCNAで学んだネットワークの基礎は、クラウドやセキュリティなど幅広い分野で応用可能です。将来的には上位資格にも進めますよ。社内外での信頼にもつながります。

CCNAを取得すると転職に有利になる話を以下の記事で紹介しているのでよかったら見てみてください!
スポンサーリンク初心者でもCCNAを目指せる 未経験からでも合格者多数
CCNAはネットワーク業界の入門資格という位置付けもあり、IT業界未経験から挑戦して合格した例が数多く報告されています。
試験範囲自体が基礎から始まるため、事前知識がなくても勉強を進めることで理解できる内容となっています。例えば文系出身でネットワーク知識ゼロの方が独学で数ヶ月かけて合格したケースや、異業種からインフラエンジニアに転向する際にまずCCNAを取得したという成功談も珍しくありません。
現在は教材や学習サイトも充実しており、初心者でも勉強方法さえ工夫すれば効率よく知識を身につけられます。「自分は未経験だから無理かも…」と尻込みする必要はなく、必要な知識は勉強すれば身につくものだと割り切って挑戦してみてください。むしろ未経験で合格できれば自信にも繋がりますし、その後のキャリアにも大きな弾みになるでしょう。
未経験者に優しい点 | 基礎から出題されるため、専門用語も一から学べば理解可能。予備知識なしでも始めやすい |
---|---|
合格者の例 | 文系出身者・異業種からの転職者・新卒研修でCCNA合格 etc. 未経験からの合格体験談が数多く存在 |
学習リソース充実 | 初心者向けの解説書やサイト、動画が豊富で独学でも学びやすい環境が整っている |
ハードルの捉え方 | 未経験であることを恐れず、基礎知識習得の機会と捉えればOK。未知の分野を学ぶ楽しさも味わえる |

ネットワークの経験が全くないのですが、それでもCCNAに合格できるものでしょうか?

もちろんです!CCNAは未経験者でも十分合格可能ですよ。実際にIT未経験から独学で合格した人もたくさんいます。基礎から学べるよう試験が作られているので、前提知識がなくてもテキストや講座でしっかり勉強すれば大丈夫です。「自分には経験がないから無理」と思い込まず、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

未経験者がCCNAに合格する方法は以下の記事で詳しく紹介しているのでよかったら見てみてください!
スポンサーリンク学習時間とスケジュールの立て方
未経験からCCNAに合格するには、学習時間は200〜300時間が目安です。
社会人なら、1日2時間を3〜4ヶ月継続することで到達できます。
おすすめの学習スケジュールは以下の通りです。
月 | 学習内容 | ポイント |
---|---|---|
1ヶ月目 | 教科書で基礎を理解 | OSIモデルやIP基礎を重点的に学習 |
2ヶ月目 | 問題集とPacket Tracerで応用 | 実践演習で理解を深める |
3ヶ月目 | 模試・過去問で総仕上げ | 試験形式に慣れて得点力アップ |
- 逆算して試験日を決めると計画が立てやすくなります
- 各週に「読む範囲・解く問題」を設定し、小さな目標で進捗管理を
- 継続が合格の鍵です。一夜漬けでは太刀打ちできません

仕事をしながらだと勉強時間の確保が難しそうですが、どれくらいの期間でどんな計画で進めれば良いでしょうか?

社会人の方ですと3~4ヶ月程度での合格を目標にするといいですね。1日あたり平日は2時間、休日にもう少し多めにとるイメージです。例えば3ヶ月計画なら、1ヶ月目に教科書で基礎を学び、2ヶ月目に問題集やPacket Tracerで実践練習、最後の月に模擬試験で総仕上げ、とステップを踏むと効果的です。スケジュールは無理のないよう立てて、毎週の目標を決めながら進めれば着実に力がついていきますよ。

まとめ CCNAはインフラエンジニアの第一歩
CCNAは、インフラエンジニアを目指す上で最初に踏むべきステップです。
ネットワークの基礎力を体系的に身につけることで、自信と実力の両方を得られます。
未経験からでも、計画的に学習すれば十分に合格可能であり、資格取得はキャリアアップの土台となります。
CCNAで得た知識は、ネットワークだけでなくITインフラ全体で活かせる武器です。
次のCCNPや他の専門資格への挑戦にもつながる、重要な第一歩として、ぜひ一歩踏み出してください。
この資格が、あなたの技術者としての未来を大きく切り拓く力になります。
